未来の経営者、現在の現場監督
テーマは「一つ上の役割認識」。
現状でも個々の優秀さは見せるものの、もう一つ高い視座を持って
リーダーシップを発揮してほしい。
そんなご要望からの内容でした。
「自分たちに求められる役割は何だろうか?」
「日々、役割を実践するうえで、必要な知識やスキルは?」
「常に意識しなければならない心構え・取り組み姿勢は?」
グループで喧々諤々と話し合って明文化されていた、自らの役割。
それを一言で表した時に生まれたのがタイトルの言葉です。
未来の経営者、現在の現場監督
この、一言で表した表現。
私が直目したいことは、“今”と“未来”の2つの視点が意識されて
いる点です。
“今”何が求められているのかを考え、認識することは重要です。
しかし同時に、「今」だけを見ていては、人も組織もビジネスも
現状維持にとどまってしまいます。
先を見据えて考えることができるか。
これがあるからこそ、改善や創造が生まれ、自己研鑽や部下育成
の意識が強くなっていきます。
もちろんそのためには、今の業務や組織だけでなく、もっと広い
視野を持たなければなりません。
会社のビジョン、業界・経済の変化、個々のキャリア志向など。

今回の研修の中では、その認識を深めるために、バランススコア
カードの4つの視点を用いて、会社の現状分析を行いました。
バランススコアカードからは、短期と長期両方の視点でとらえる
ことができるためです。
研修というOff−JTの施策だけでなく、人事制度や目標設定面談、
日々の上司部下間のコミュニケーションなど、様々な面で長期視点
を意識させることはできます。
変化の激しい時代の中で、先を予測することが難しくなってきて
いますが、だからこそ、長期的な視点を持つことで、
・目の前の判断にブレなくなる
・目の前の仕事の意義を様々な視点から考えることができる
・目指すものができることで、仕事に対する自律性が生まれる
ことが見込まれます。
「先を見据えて考える」長期視点。
それは個人にも、組織にも言えることです。
「短期的な目標だけを追求せずに
長期的な視野を持って経営してきたことが、
75年連続の増収という長期にわたる成長に
つながっているのです。」
byウィリアム・ウェルドン
(ジョンソン・エンド・ジョンソン会長)

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